これからの会

  • 子どもと本これからの会
    読書は知識や楽しみも含めて心の栄養を与えてくれます。そして考える力になります。 被災地の子どもたちに本を届けたい、身の回りの子どもたちの環境を考えていこうという、二本の柱をたててボランティア活動をすることで出発しました。 いろいろの方たちの希望と力を持ち寄って、すばやく、やわらかく、活動を続けていきたいと思います。参加される方は参加登録してください。 世話人 坂上美恵子・宮田敬子・阿部裕子

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    いつもアジアの子どもたちに絵本を贈る運動に会留府も参加している団体。公益社団法人シャンティ国際ボランティア会へ。http://www.sva.or.jp *郵便振替口座 00170-8-397994 口座名 SVA緊急救援募金 東日本大震災募金」と記入 (青い用紙が郵便局にあります)一口1000円から  みんなの小さな気持ちを!!

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くぎになったソロモン

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「くぎになったソロモン」
ウイリアム・スタイグ作
おがわえつこ・訳
セーラー出版 本体1500円


”あぁ、この絵本知ってる!くぎになっちゃうのだよね”と店に入って来るなり、見つけて言った高校生?がいました。1989年初版のこの絵本もふくめて、スタイグの絵本が良く読まれた時がありました。この絵本では子うさぎのソロモンがくぎになります。他には石になったりいろいろのものになります。子どもたちの変身願望がうまくすくいあげられて、でも、なかなか戻れない物語の展開にちょっとドキドキします。この絵本で子うさぎのソロモンはくぎになれたのは良いけれど、戻らないまま天敵の片目のネコに捕まって、ネコの家の羽目板に打ち付けられてしまいます。さぁ!どうなるでしようか。
 スタイグの絵はなかなかおしゃれです。ちょっと文が長いのですが、ユーモアがきいているので、若い人にも人気があります。絵の描き方は違いますが、先日亡くなったセンダックの絵本と共通するところがあります。子どもであることの不当なあつかいや怒りを表現している作品が多い事です。そして、最後にはその子どもの主張と怒りはちゃんとおとなに、特に両親に届きます。
 久しぶりに新訳になって再登場しました。本の感じは変わっていません。


どこに行ったの?子ネコのミニ

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「どこに行ったの?子ネコのミニ」
ルザルカ・レー作
齋藤尚子・訳
杉田比呂美・絵
徳間書店 本体1400円



グエン=グエンドリナは小学校5年生、花屋をしているとおばさんと住んでいます。グエンの両親は交通事故で死んでしまい、おばさんと暮らす事になりました。ちょっと臆病なところがありますが、優しい元気な少女です。親友パウラに子ネコの飼い主を見つけてくれるよう頼まれますが、グエンが飼うことができました。これはうれしいことでしたが、グエンには困っている事もあります。それはグエンのクラスの転校生の男の子ボクレが嫌がらせをすることです。どうしてかがわからないけれど、やめさせるのにパウラと作戦をたてますが、その前にまず、ボクレのことを調べようと追跡したりします。事件がおこります。ミニはとってもかわいく、グエンの家にもなれてきたのにある日突然いなくなります。もしかしたら嫌がらせをエスカレートさせてきたボクレのしわざ?
 このあらすじだけだと、かわいがっていたネコがいなくなり、ちょっと探偵物語のようですが、現代の物語らしく、ノラ猫に餌をやるおばさん、移民のおじさん、ボクレは母親をなくしておかしくなってしまった父親と暮らしていますが、その父親を病院に入院させる福祉関係の人たちの手助けなど、かなり今日的の問題があちこちにこめられています。ただ、それらがうまく描かれているので、あくまでグエンやパウラを通しての子どもたちが活躍する物語になっています。ドイツの児童文学なのですが、これらの問題は世界共通の問題なのだと思いました。

<物語>のゆらぎ

 今日は児書連(児童書専門店連絡会)の定例会だった。月1回集まって情報交換や勉強会?を開いていて、今日は勉強会だった。
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<物語>のゆらぎ
見切れない時代の児童文学
奥山恵・著 
くろしお出版 本体2000円


この本は「児童文学批評の新地平シリーズ」の3巻目に出版されている。久しぶりに児童文学の評論を読んだ。勉強会といっても話し合いになってしまったのだが。児書連が本屋を営んでいる人たち、会則やめんどうな事はないのだけれど、一応オーナーということになっているので、集まれば当然経営的なことも話しあう。けれど児童書専門店といっても、各々形態も違い、あまり一緒に何かをする事は少ない。月1回の定例会は情報交換や勉強会になったり、暮れの洋書カレンダーを共同購入することや、出版社の主に営業の人たちと交流会をしたりが活動の内容だ。
この本をめぐって話し合い、開口一番が”評論が低調、出版もほとんどないね”という共通の感想だった。評論がないということは児童文学の出版が低調ということにつながる。その原因は発表する場、本などがないということ、これも共通する感想だった。本の紹介はたくさんあるけれど(この私のブログもそうだけれど)評論はない、人もいない、その意味でもこの本のもつ意味は大きいと思う。この中にたくさんあげられている本をあらためて読み直そうと思うと言っていた人もいた。
 この本とほぼ同じくらいに「ふしぎなふしぎな子どもの物語ーなぜ成長を描かなくなったのか?」ひこ・田中著、光文社新書が出版されている。私は同時進行のように読んだ。奥山恵の本は物語を中心に据えて、出版された現代児童文学に切り込んでいる。ひこ・田中の本は児童文学を読む子どもたちを取り巻く状況、それも子ども世界のサブカルチャーの変遷の中での児童文学が主に書かれている。もちろん奥山恵の本にも児童文学の生まれた時代背景も書かれていて、特に戦争(ひろい意味で)がどう児童文学のなかで描かれてきたか、それが現実の見える世界と見えない世界をどう描いているか、まさに「見切れない時代の児童文学」の先に何があるのか、児童文学がどう未来にむかって開かれているのか、最後の部分は少し駆け足になってはいるけれど、奥山恵が何をいおうとしているかはわかる。ひこ・田中は「子どもが成長してみんなおとなになるって本当か?」とあとがきで震災のことを触れながら、やはり子ども時代のその先について、現代のありかたに疑問をなげかけている。奥山恵もひこ・田中も人には物語が必要だと記している。そこまでの共通認識は私たちにもあり、話題にのぼる事が多い。子どもの世界の問題だけでなく、文学一般の問題、そういえば、児童文学にかぎらず、文学全般に評論がでてこない。ほんとうに物語を必要とする時代がくるのには、原発の事故をかかえて、まだまだ時間がかかるように思う。
 奥山恵は児書連の一番若い仲間、柏市でhuckleberrybooksを開いて1年半程になります。

すごい空の見つけかた

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「すこい空の見つけかた」
武田康男 写真・文
草思社 本体1600円



金環日食のことが話題になっています。関東地方でも見えるとの事ですが、残念ながら天気予報は曇り、または雨。ずれてあたらないと良いのですが。
 この本の中には40点ほどの空の写真が収められています。この間茨城で大暴れがあった竜巻の写真もあります。竜巻で思うのは「オズの魔法つかい」という小説くらいで、日本とは縁がないものと思っていたので驚きましました。竜巻ではないのですが、昔、新潟の山に稲妻が走るのを見たとき、きれい?で感動的でした。この本のなかにも「空を走る稲妻ーどうやったら撮影できるか」、千葉県柏市の空の写真がはいっています。毎朝、起きて窓を開け空を見るのですが、家々が混み合っているので、空はとても狭い、通勤途中木々の間のやはり狭い空、それでもなにかにつけて空を見上げます。東京の夕焼け、ビルの谷間に沈む太陽で、時々燃えるように美しい空も見ます。(でも、最近はお天気が良くない事が多くあまり見かけせん。)夜空は空をみるというより、月や星をみながら、宮澤賢治の「星めぐりのうた」を歌いながら(もちろん小さな声ですよ)帰ることが時々あります。
 空というより太陽、雲、雨、虹、月など表題のようにすごい空の詩が収められています。

テディ・ロビンソンのたんじょう日

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「テディ・ロビンソンのたんじょう日」
ジョーン・G・ロビンソン作・絵
小宮由訳
岩波書店 本体1500円


 くまのテディ・ロビンソンのお話は以前福音館書店から出されていました。その本は手に入らなくなったので、版権が移って改訳されて出版されたのかと思いました。けれど、そうではなく初訳されたものを編集して出されたものとのことです。テディ・ロビンソンはデボラという女の子のぬいぐるみです。この本のなかにはテディ・ロビンソンとデボラをめぐってのお話が6編はいっています。版型は前よりこぶりで、テディ・ロビンソンの絵の表情も少し大人っぽく感じられます。テディ・ロビンソンは歌が大好きで、なにかあると歌います。もちろん自作自演です。テディ・ロビンソンは子どもそのもので、おおまじめでいろいなことをするのでおかしい、まわりのお人形たちはすましやさんもいるのですが、テディ・ロビンソンにかかると、笑いがいっぱいになります。この本はイギリスのお話ですが、同じイギリスの有名な「クマのプーさん」に雰囲気が似ています。ただ、デボラが女の子なのでクリストファ・ロビンとくらべるとバレーとかお人形とか少し舞台がちがうかもしれません。「クマのプーさん」は外の自然のなかでのお話が多かったのと、やはり訳者の石井桃子さんの文体はながれるようなリズムがあってあらためて名訳だと感じました。テディ・ロビンソンのこの本はかわいいけれど、より元気なお話集です。秋までにあと2冊刊行される予定です。

ターニャちゃんのスカート

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「ターニャちゃんのスカート」
こどものとも年中向き6月号
洞野志保 さく
福音館書店 本体390円

ターニャちゃんは髪の毛が短い女の子です。長い髪に憧れています。そこで思いついたのはスカートをかぶることでした。さっそく三輪車に乗ってお出かけです。赤いスカートが風にひらひらとしてターニャちゃんはご機嫌です。とちゅう動物たちに出会って自慢をしますが、みんなスカートと認めてくれないのでおかんむりです。
 長い髪は女の子の憧れです。私も昔髪を長くしていました。でも長い髪はむすぶのも結わえるのもなかなか一人でできません。その頃学校へ行きたくなかったので、ぐずぐず言って、髪を三つ編みにしていた母の怒りをかい、ぶっつりと・・・なんだかとっても悲しい、つまらない気持ちになった思い出があります。ターニャちゃんの表情はかわいく、赤いスカートの色がきれいです。
 長い髪というと、たかどのほうこ作(福音館書店刊)の「まあちゃんのながいかみ」という絵本があります。
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やはり主人公まあちゃんは長い髪に憧れている女の子です。長い髪だったらどんなに楽しいかということを友だちに説明します。そのようすが奇想天外、それはまあちゃんの願望だからです。ユーモアのある絵本です。まあちゃんはターニャちゃんよりは大きい子、小学生かな?ターニャちゃんはうれしい感情が良く描かれています。読んでもらったほうが楽しい絵本です。まあちゃんの方は長い髪でなにしようか、なにができるかがページいっぱいに描かれています。そして、そのページには色がついています。ひとりで想像しながら読んでも楽しめる絵本です。

岩をたたくウサギ

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「岩をたたくウサギ」
サバンナのむかしがたり
よねやまひろこ 再話
シリグ村の女たち
新日本出版社 本体1500円

ガーナ北部にあるシリグ村はバオバオの木がたくさん見られる穏やかな農村とあとがきに書かれています。SWOPAというアートを通した女性の自立をめざすグループがあり、そのグループがこの絵本を描いています。お話はこの絵本でなくとも似たようなお話を聞いた事があります。ゴォーゴという人をばかにするような言葉をいったものはすぐペランペランの皮になってしまうとウサギが提案して決まります。アフリカの方ではウサギは悪賢くいばりんぼです。この絵本でもウサギが動物たちをしきり、だんだん得意になっていきますが、最後にホロホロ鳥をばかにして、ついゴォーゴといってしまいます。もちろんウサギはペロンと皮になってしまいます。
 描かれている絵は不思議な雰囲気があります。伝統的な手法で描かれている絵には象徴する動物や色のきまりごとがあり、表現の仕方があります。赤茶=危険 黒=力 白=清らかさ、牛は財産、蛇は守護、ワニは救済、そんな説明を知りながら読むとずっとおもしろいのではないかと思います。 

魔女にとられたハッピーエンド

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「魔女にとられたハッピーエンド」
キャロル・アン・ダフィ文
ジェーン・レイ絵
さわちか・ともこ 訳
新樹社 本体1500円


森のはずれの大きなカシの木にジュジュは住んでいます。日暮れ時、ジュジュは大きな袋をかついででかけます。袋のなかには「ハッピーエンド」がいっぱいつまっています。森のはずれのカシの老木にこしかけ、ジュジュは袋の口をあけて、「ハッピーエンド」をすみれ色の空に撒きます。もし、なにかの不都合で撒くことができないと、子どもたちは安心して眠ることができません。子どもたちに「ハッピーエンド」が届かないと、おやすみなさいのお話がメチャメチャになり、子どもたちは泣き叫び、さわぎだし、おやすみなさいができません。ある夜ジュジュがいつものように「ハッピーエンド」の詰まった袋をかついで歩いていると目の前に魔女があらわれ、ジュジュの袋をつかんで逃げて行ってしまいました。「ハッピーエンド」はなくなってしまいました。さぁーたいへんです。疲れて眠ってしまったジュジュの夢の中にあらわれた金色のペンが机に置いてありました。ジュジュは無くなってしまった「ハッピーエンド」のかわりに、それで空に自分の「ハッピーエンド」を書くことを思いつきました。一方、森のはずれに住んでいる魔女は、奪った「ハッピーエンド」が自分の欲しかった物ではなかったので、怒りながらそれで火を熾すことにしました。
 奪われた「ハッピーエンド」、ジュジュの「ハッピーエンド」、そして、この物語を書いている作者の「ハッピーエンド」、物語は重層的になっています。その物語にピッタリの絵、森の中、ジュジュ、魔女、深い森の夜空と月など、イギリスからの絵本です。
 

ターくんのちいさないけ

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「ターくんのちいさないけ」
かがくのとも 6月号
西村繁男 さく
福音館書店 本体390円


ターくんのおじいさんは”池をつくりたい”といいます。ターくんはもちろん賛成、設計図を見てまず、穴堀です。3月半ばのことでした。それから3年目の6月半ばまでの池の様子が描かれています。(裏表紙は4年目の6月半ばです。)最初にきたのはアメンボ、メダカ、田んぼから持って来たタニシ、シュレーゲルアオガエルのたまごをいれました。冬にはさびしくなりましたが、春になって、また、いろいろの生きものが増えていきます。その様子がたんねんに描かれています。当然ターくんも大きくなっています。生きものを飼うのは大変ですが、この絵本に描かれているように楽しみです。ただ、ターくんのように池をつくった私自身の経験から、付け加えたいことがあります。やはりシートをひいて池をつくったのですが水の流れに苦労しました。排水をどうするかです。時には池の掃除をする必要があります。それと石を積んでつくったのですが、セメントのアクがなかなかぬけなかったことです。
 いま、庭のある家ではなかなか暮らせません。あっても池をつくるほどの土地があるわけではない子どもたちがたくさんいるので、ベランダビオトープの絵本を今度出版してください。ちょうどベランダ園芸があるように。強い日差しとか風対策とか、いろいろ難しいことがあると思いますが、少しでも植物や生きものを育てるのは楽しいと思います。

憲法が教えてくれたこと

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「憲法が教えてくれたこと」
その女子高生の日々が輝きだした理由
伊藤真・著
幻冬舎ルネッサンス 本体1200円


今日は憲法記念日です。昨日から大雨で、午後からやっと少し小降りになりました。あちらこちらで憲法を巡っての集会がありました。特徴的なのはやはり昨年の3.11の大災害が影響しての意見がメディアなどで多くみられることです。しかも、福島の原発はまだ収束されていません。また、宮城や岩手の地震や津波なども、復興がすすんでいません。あまりにも災害が大きかった事もありますが、やはり原発も含めての日本のエネルギーの問題がすこしも見通しがたっていないことがあるとおもいます。もうひとつ気にかかるのは沖縄の問題です。地震や津波、原発とその影にかくれてしまったように思います。
でもそれは沖縄だけでなく、年金や消費税や孤独死?や失業問題や、生きていくなかでのたくさんのことがらが、先が見えない状態になっています。それらがすべて憲法と大きな繋がりにあることをあらためて考えました。
 この本は駅伝に夢中のある高校生が全国大会をめざすというストーリーなのですが、そのなかで憲法との出会いをひとつひとつ書いています。たとえば第一区「個性豊かな女子陸上部の面々〜自由権」では個性、ルール・金髪・外国人・プライバシー・表現の自由など、主人公桜井うたこをめぐっての学校生活が書かれています。うたこは高校の合格祝いに祖父からランニングシューズと「日本国憲法」の本を送られます。そして、いろいろのことにぶつかるたびに祖父にそれが憲法とどういう関係があるのか、自分とどういう関係があるのかメールをして、返事をもらうという形になっています。最後には女子陸上部は県高校駅伝大会に優勝、都大路大会にも優勝するという物語はそれだけでも高校生のスポーツ物語としても読む事ができ、感動的な終わり方は青春ストーリーとしても満足です。
 作者のこの物語で言いたかった事、「憲法は私を縛るルールじゃなかったんだ!」については昨日の朝日新聞朝刊インタビューのなかに、憲法学者樋口陽一さんが「戦時世代が語る憲法といま」に<一人ひとりが自分自身の主人公であり、主人持ちではいけない自分で考えて決める。また、自分で決めていけないこともある、それがなにかも自分で決めないといけない>というようなことを述べていらっしゃいます。つまり憲法は国民が権力の側をしばるもの、このことこそ、うたこが駅伝大会で優勝するなかで学んだことだと思います。私の世代、戦後民主教育を受けた戦後世代は憲法をこういう風に学ばなかった、きちんと歴史と向き合うことなく育ち、また、子どもたちを育てたように思います。あらためてこの本を若い世代といっしょに読み、「憲法」について学び話し合いたいと思います。
 

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